皆さん、こんにちは。合格サポーターのササエルです。今回は、皆さんに『手順系』で合格力アップをお届けします。
手順系とは
私は、入試問題を3つに分けて、考えています。それは、暗記系、手順系、発想系です。暗記系とは、九九、英単語、歴史の年代などです。基本的に、覚えていれば、得点がとれるタイプの問題を指します。
これに対し、手順系とは、一般には応用問題と呼ばれています。例えば、数学などがこれにあたります。公式などを覚えているだけでは、点がとれませんね。解き方を知り、習熟することで、初めて得点がとれるようになります。
さらに、発想系では、解き方を事前に知ることができない、類題がないタイプの問題となります。正解するには、『気づき』が必要になるタイプの問 題がこれにあたります。いわゆる、難問ですね。
合否を分ける『手順系』
そして、試験の合否を分けるのは、実は、手順系なんです。というのも、暗記系は基礎的な問題が多く、一定の勉強を積んだ受験生なら、そこそこ点が取れる問題となります。
これに対し、手順系では、単に公式を覚えているだけでは、解けるようにはなりません。解き方に習熟するために、自分で手を動かして、類題を解く練習を積んでおく必要があるのです。受験生の間で、差が出やすい応用問題が、手順系なんです。
これが、発想系となると、受験生の多くが不正解となるため、合否判定という意味では、あまり重要ではないのです。
『手順系』の解き方
まず、手順系の代表格である、数学ですが、これは和田秀樹先生の『数学は暗記だ!』に詳細に書かれています。ササエル式では、この方法論をそのまま採用させてもらっています。かいつまんで、説明します。チャート式などの解説が詳しく載った参考書が必須となります。
1.理解する
参考書に示された模範解答(解答手順)を理解しながら暗記する。
2.やってみる
自分で問題を解いてみる。わからなくても、5分は考える。
解いた結果と模範解答の違いをチェックする。
3.解ける
自力で模範解答と同じ内容の解答を作成できるようになる。
こんな感じです。できるだけ多くの解答パターンを身に着け、いつでも、どこでも使えるレベルまで、習熟することで、数学は点が取れるようになるのです。
読解問題、小論文も手順系
ここからは、ササエル式独自の話となります。ササエル式では、読解問題や小論文も手順系として扱っています。よく国語の読解問題を解くには、センスが必要などと言われますが、全くの誤解だと、ササエルは考えています。というのも、ササエル式の解法手順を中学生から、都立高校の入試問題が簡単に解けるようになったとの報告を頂いたからです。
この中学生は、読解問題の正解率が2割程度でした。5択問題でしたので、全て勘で解いていた状態だったのです。それが、わずか3ヶ月でほとんど正解するレベルに激変しました。
もちろん、本当の意味での読解力が伸びたわけではありません。読解問題の解き方を覚えたにすぎません。それでも、都立高校入試のレベルであれば、一気に成績が伸びました。大学入試の共通テストは、もっと手強いですが、同じ方法で、正解を見つけていくことが可能です。
また、小論文も同じく、正しい手順に従って、作成することで、合格レベルの小論文が書けるようになります。もちろん、大学により出題傾向が異なりますので、出題傾向に合わせた作成手順を調整する必要があります。
この方法で、MARCHや関関同立の推薦入試で、見事に合格を勝ち取って頂きました。作成手順を定めて、それに沿った小論文作成を行うことで、小論文のレベルが安定するようになります。
もちろん、国語の読解問題、小論文作成共に、手順系ですから、習熟のために、何度も書いて練習する必要があります。その結果として、手順が身に付き、本番でも良いパフォーマンスが出せるのです。
なお、読解問題の解答手順、小論文の作成手順は、会員様限定で公開させて頂いています。一般的な参考書などには記載されていない、試験の秘密とでもいうべき手法だからです。ご了解願います。
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